「好きなアーティストは?」に堂々と答えられる人間になりたい
音楽をきく
目的語が「音楽」の場合は「聞く」ではなく「聴く」という表現が望ましいのではないでしょうか。ただ、僕はあまり「歌詞を噛み締める」ということをしないので、「聴く」という単語を使ってしまうことに関して、少し引け目を感じてしまいます。
好きなアーティストは誰?
音楽をよくきく人もきかない人も、20 年以上生きていたら一度は遭遇する質問だと思います。それにもかかわらず、いつも歯切れの悪い返答をしてしまいます。
アーティスト単位で好きになるということが、僕にとってはあまり体験することがない事象です。もちろん好きな曲はあります。きいて一目(一聞?)惚れすることもあります。だからといって、同一のアーティストの他の曲をきいて、その曲が良いと感じるわけではありません。
同一のアーティストで複数の曲を好きになることもあります。しかしながらその複数以外は全く好きにならないのです。それぞれアーティストには、メロディーや歌詞、歌声などそれぞれの特徴があります。好きな曲が複数存在するということは、こういった個人の要素に合致する何かがあるのでしょう。一方で、全ての曲に興味があるわけではないのに、そのアーティストを好きと言えるのかどうなのか。そう考えてしまいます。
このアーティストが好き、という人、特にファンを名乗る人の多くは、おそらく全ての曲が好きなのでしょう。メンバーの情報にも精通しています。
曲が好きなら曲だけ聴いていればいいのに、と思う一方で、わざわざグッズを集めたりライブに行ったりするほど好きになれるアーティストがいることに対して、羨ましいという感情を抱いてしまいます。
もちろん、そのアーティストが好きだという人間が、必ずしもそのアーティストの曲が好きであるというわけではないだろうが。
アーティストごとハマれることに定評のあるアーティストがいれば、ぜひ、教えて欲しいところです。といいながら、今日も Youtube で次の動画の連鎖を繰り返す。
ああ、いつか好きなアーティストについて、つらつらと記事を書けるようになれたらいいなあ。